「フレンズ 帰国生 母の会」教育情報

新聞や官公庁出版物で発表された教育情報を国内外の方に発信します。

2016年06月

文科省は無戸籍、不登校、外国籍など 小学校を卒業できなかった子どもについて、希望すれば中学校に進学させるよう 全国の教育委員会に通知し 国として明文化した。 
中学入学が認められる「特別な事情」
 ①海外から帰国し、日本語能力が足りず、就学義務免除や猶予となっていた。
 ②外国人学校の小学部に通っていた外国籍児童。
 ③虐待などで複雑な事情で未就学期間が生じた。
 ④犯罪被害により居所不明、無戸籍になった。
 ⑤不登校のまま小学校相当年齢を過ぎてしまった。
 ⑥病弱などで小学校の就学義務免除となっていた。

<フレンズより>
①に関して日本国籍・二重国籍の帰国生が、日本語力が足りないなど特別な理由で外国人学校に入学する場合、教育委員会で就学義務免除や猶予の申請をし、認可を受けていなければ中学校に入学できません。

文科省は幼稚園児が身につける資質や能力を幼稚園が評価し、小学校に伝える新制度を導入する。2018年度から「幼稚園教育要領」を改訂し実施する。「自立心」「道徳性・規範意識の芽生え」「社会生活との関わり」「思考力の芽生え」「数量・図形、文字等への関心・感覚」など10項目を挙げている。

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