「フレンズ 帰国生 母の会」教育情報

新聞や官公庁出版物で発表された教育情報を国内外の方に発信します。

2014年09月

義務教育の9年間を一貫したカリキュラムで指導する小中一貫教育が全国の区市町村の12%にあたる211自治体で行われていることが文部科学省の調査でわかった。一貫教育が実施されている小中学校計1130組の3割が「4・3・2年制」を導入、「中学校1校:小学校2校」の組み合わせが4割、「小中学校各1校」が3割。実施自治体の9割が中1ギャップの解消など、一貫教育の成果があったと回答した。

武蔵高等学校・中学校を運営する学校法人根津育英会武蔵学園が海外の大学に進学を希望する中高生を対象にした課外コース「武蔵テンプルREDプログラム」を始めた。イマージョン(英語で学ぶ)教育で題材は科学。リサーチ、エッセーライティング、デベートの頭文字「RED」を掲げ、テンプル大学をパートナーとした。首都圏の男女生徒に参加を呼び掛けている。

中央教育審議会の道徳教育専門部会は小中学校の道徳について検定教科書を導入する一方で、数値などによる評価をしない「特別の教科」とする答申案をまとめた。2018年から実施予定で、年間授業時間は35時間(小学1年は34時間)とし、学習状況や成長の様子を文章で記述する。

文部科学省は国立大82校、公立大84校、計166校の2015年度入試で、アドミッション・オフィス(AO)と推薦入試がともに過去最多となり、AO入試を実施するのは71校、推薦入試は157校となると概要を発表した。

2017年度から明治大学は全学部で4学期制を導入する。200人規模の国際学生寮も開設する。

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