「フレンズ 帰国生 母の会」教育情報

新聞や官公庁出版物で発表された教育情報を国内外の方に発信します。

2012年09月

国公立162大学554学部の2013年度の募集定員は2012年度よりも399人増加し、計12万4491人(国立大96,310人、公立28,181人)。このうちAO入試は70大学172学部、推薦入試は154大学430学部で行われ、合計の募集定員は22,303人で、全体の18%を占める。ただし、AO入試の募集定員は2012年度より115人減り、3,247人。また、AO入試とセンター試験を併用する大学は2大学4学部増えて28大学68学部になり、過去最多になった。推薦入試でも76大学166学部がセンター試験を併用している。大学生の学力低下に危機感を強めた多くの国公立大学が、受験生の基礎学力を確認するのが狙い。このほか、帰国子女入試は95大学257学部で、社会人入試も98大学191学部で実施される。今春のセンター試験で多発した配布ミスの改善を行ったほか、出願に際し、受験教科の登録を一度だけ訂正を可能にする。また、108大学400学部(72.2%)で「5教科7科目以上」の受験を課し、57大学156学部が2段階選抜の実施を予告している。

国際教養大学(秋田)、国際基督教大学(東京)、上智大学(東京)、立命館アジア太平洋大学(大分)、早稲田大学(東京)の5大学が、国際的に通用する人材育成のために学生・教職員の交流や、教育・学術文化の交流を促進する協定を締結した。
10月に国際基督教大学で、グローバル化に対応できる大学教職員研修の実施を予定している他、学生寮や単位互換制度などを整備し、留学生のスムーズな受け入れ・送り出しを実現する。

文部科学省は、公立小中学校で「35人学級」を導入する学年を都道府県が選べる制度を創設する方針を固めた。
小1と小2については2011~12年度に35人学級を実現し、2013年度以降その他の学年に拡大する方針だが、実施する学年の順番については各都道府県が決め、これに基づき必要な教員を配置することとなった。

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