「フレンズ 帰国生 母の会」教育情報

新聞や官公庁出版物で発表された教育情報を国内外の方に発信します。

2010年09月

英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」が今年公表した世界大学ランキングは、1位ハーバード大、2位カリフォルニア工科大、3位マサチューセッツ工科大で、東大26位(昨年22位)、京大57位(同25位)、東工大112位(同55位)、阪大130位(同43位)、東北大132位(同97位)だった。

■AO・推薦入試
文部科学省によると、国公立大学の来春入試の募集定員は、計123,912人(今春よりも1,308人増)。このうち、AO、推薦入試の募集定員合計は22,212人で、全体の17.9%を占める。推薦入試は、151大学425学部で実施。AO入試は、北海道大学医学部や横浜国立大理工学部などが新たに導入、69大学の173学部で行われる。
文科省は今年5月、センター試験の結果や高校の調査書の成績を、AO入試の出願要件や合否判定に加えるよう各大学に要請した。来春、AO入試とセンター試験を併用する大学は25大学61学部で、今春より1大学5学部増えた。推薦入試でも71大学150学部がセンター試験を課す。

■センター試験
来年1月15、16日に実施。
「5教科7科目以上」を課すのは、109大学390学部で67.7%を占める。
個別の学力検査で英語のリスニングを課すのは16大学31学部となり、今春より4大学5学部減った。
2段階選抜の実施を予告しているのは、57大学159学部(今春よりも2大学増1学部減)。
帰国子女入試は99大学268学部で、社会人入試も97大学187学部でそれぞれ実施予定。

■日程
前期試験は2011年2月25日以降、公立大のみ実施の中期試験は3月8日以降、後期試験は3月12日以降に実施される。
国際教養大(秋田)と新潟県立大は独自の日程で試験を行う。
前期の募集定員は78,619人(703人増)、中期は1,867人(34人減)、後期は20,048人(110人増)。

慶應義塾は横浜市青葉区に開設予定だった小中一貫校の計画を縮小し、小学校のみ2013年度に開設すると決めた。
卒業生は全員慶応湘南藤沢中・高等部(神奈川県藤沢市)に進学する。

明徳義塾中学・高校(高知県須崎市)は来年度の入試で、在日外国人を対象とする特待生枠(募集10人)を初めて設ける。
特待生選抜入試は12月から実施され、受験者は面接のほか、母語で書く作文か、学科試験(中学は国・算、高校は英語、国語、数学)のいずれかを受ける。
成績に応じ入学料や授業料、寮費などを免除される。
同校は現在約900人の生徒のうち約300人を留学生と帰国子女が占める。

東京都教育委員会は2011年度の都立高校入試要項を発表した。
一般入試は2月7・8日願書受付、23日学力検査。分割後期・2次募集は3月4日願書受付、9日学力検査。推薦入試は1月24日願書受付、27日検査。
全日制普通科で定員の20%まで認められている推薦入試で日比谷、両国、青山、小山台、町田、富士、大泉、新宿、国分寺、王子総合で新たに小論文か作文が実施される。
全176校の内170校で推薦入試を実施し、7校が枠を増やし、19校が減らす。

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